福岡南店ショールーム
アスベストは身近に!
いつもブログを見て頂き有難うございます。
リフォームでは毎年、新しい商品をメーカーが販売開始したりと以前よりも使い勝手の良い
キッチンやお風呂や洗面台・トイレの水廻り商品がどんどん増えてきています。
また窓に関しても、より結露し難い商品や寒さ暑さを軽減してくれるものなどどんどん良いものが
販売されています。
色んな良い商品併せて、私たちの施工方法もどんどん変化してきていますが、ここ最近で一番
リフォームで変化したのは『アスベスト工事』です。
皆様も肺がんになるんでしょ。もう今は使われなくなったから安心。などアスベスト(石綿)と
聞くとそう思われる方も多いのでは。
実はリフォームをご検討している20年ほど経過したユニットバスには入っている可能性があります。
工事に入るまでの間にまずはまずはアスベストの含有がある・ない・あるないを特定できない(みなし)等の
事前調査を行います。その後工事計画などの書類を作成し、免許を持った職人にて施工をしていきます。
このアスベスト、普段お風呂を使っていても問題はありませんが、解体を行った際の粉塵を吸い込むことが
後々肺がん・肺気腫等の病を発症してしまうと言われています。
そのため工事の最中は以下のような特殊な養生を行います。
上記のように浴室だけではなく、洗面室や玄関までの通路に全体に養生をしていきます。(お部屋や間取りによって異なる場合あります。)
そして防塵マスク・防護服を着た職人が霧吹きで水を吹きかけ湿潤化を行ってから、解体となります。
この後も専用の梱包を行ったり最終処分までいくつもの工程があります。
3年前にリフォームをした時にはなにも言われなかったのに今回から言われたという方ももういらっしゃるのでは。
令和4年4月より新たにこのアスベストの法律ができたためです。
これからこのような工事がどんどん増えていくと思います。
今回はこのアスベストをテーマにあげさせて頂きました。
では、失礼致します。